第14章 ちっちゃいこ
はぁ~~~~~~~····
(なんで、こうもアリアは···)
(兄さん凄いため息凄い。僕も手伝える事があれば!)
「アリアちゃん。」
「ん?」
「ワースくんのお世話、僕も手伝うよ!」
「ありがとうフィンくん!」
「··だれ?」
「ママのお友達だよ~」
「お友達?僕を叩かない?」
「叩かないよ~。」
にこっ
「よろちく、パパ」
ぎゅん!!
どごおあ!!
「ぐああああ!!」
『フィン(!!)くん!!』
びくっ
「うぇっ··」
「あ~、ごめんね。ワースくん」
すっ
なでなで
「泣くな、ワース。お前を泣かすような奴は俺が倒す」
「···お兄ちゃん」
きゅん
「兄だが、パパでもあるぞ」