第9章 破壊神と呼ばれたんです
✿✿✿の○が切られたと同時に私は初めて力を爆発させた
小さい子供にはありえないくらい強く
地割れが起き
海が荒れ狂い
街中が阿鼻叫喚の渦に巻き込まれた
気づいた時には周りは黒焦げだらけになり··黒い雲が漂っていた
ばしばしゃ
「✿!」
「·····」
ギュッ
「怖かったな、怖かったな。もう何も見なくていい」
「私達(一族)の力をこの子が··受け継いでしまった。だから静かに暮らそう。犠牲となった皆の為に··そしてこの子に幸せある生活を···」
「······」
◇◇◇年にとある国で処刑実行中に突如として何者かによる攻撃を受けた。
死者数千から数万
だが··街全体ではなく
執行地のみに堕ちた落雷と言うより···
漆黒の闇(雨)であったと言う
✿✿✿
「これは?」
「私からのお守りさ、この前はありがとう。だけど二度と危ない事はしないでね」