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カロン

第8章 吾輩は猫である



「それなら安心した」

コクッ
「···(アベルさんのネコ姿はまるで高級ネコみたいな感じする、長毛系ネコ··ふわふわしてる、ローブ)」

ガタン
「隣いいか?」

「はい」

カタン
『·····』

コツン
「····」

「アベルさん?」

うりうり
「·····」

ギュッ
「こうすれば安心します?」

「うん、安心する(握られた手)」

(アベルさんのネコ姿は素直だよな~)

(柔らかい、授業か何かで出来たキズが何個かある。だがそれもいい)

力、学はそれなりにあっても完璧な✿✿になるにはキズを知らなきゃいけない

うと··
(母さんも僕がケガした時良く心配してくれたな)


「アベルさん?」

ぴるるっ
「····」
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