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奥まで愛して —お嬢様✖️溺愛執事—

第1章 お嬢様、誘惑する。



「抵抗しないんだ」
「抵抗してもハイセ喜ばすだけだもの」
「ご名答」


シュルシュルシュル、って。
リボンが解かれて。
ボタンが外されていけば。
パジャマの下なんだから下着なんかつけるはずもなく、あっとゆーまにふたつの膨らみが明るみに晒された。


「ねぇ皇」


漆黒の瞳を意地悪に細めながら。
指先が、ズボンの中へと伸びていく。
びくん、て。
反応しちゃったことを後悔してももう遅い。


「ここ、もうこんなだけどなんで?」


右胸へと舌を這わせながら。
ハイセの指先は下着の中まで侵入し、遠慮なくその長い指先は割れ目をくるくると動き回る。


「し、ら、ない…………っ」


感じてるなんて意地でも認めたくなくて。
ふい、って。
視線を外して指を噛む。



右胸から唇が離されて、冷たい空気を感じた瞬間。
噛んでいた指先が捕らわれて。


「…………ッ」


一気にハイセの指先が奥まで、入り込んだ。



「…………っ、や、だ!!それやぁ…………っ」



入り込んだ指先は、奥を広げるように激しく出し入れされて。
いきなり訪れた強い刺激に、シーツを握りしめて耐えた。





「…………なんでこんなことしたわけ?」
「…………」
「こーう?」




ハイセの指先が、さらに激しさを増してなかを掻き回す。
同時に。
親指の腹で突起までもが弄ばれて。
星が舞う。


「…………イっとく?」


「や、だ!!ハイセ!!やだやだやぁああ!!」


さらにはじゅう、って。
右胸にまでかぶりつく。
こんなの。
こんなの無理。


「はいせ、はいせぇ…………っ」



お腹の奥がきゅうう、って、快感を貪ろうとした、瞬間。
いきなり全部の刺激がやんで。



「…………ッ」


昇華しきれなかった熱が溜まってく。


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