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文豪ストレイドッグス 短いお話 【R-18】

第37章 初めてのヴァレンタイン 中原中也


此処が執務室だということを忘れるほど、私たちは互いを求め合っていた、、、、。

ミシッ、ミシッとソファーが軋む音がやけに耳に入ってきた。

『あっ、、、ン、、んぁ、、ちゅ、、や、、好きっ、んぅ』

「ッあぁ、、俺もだ、、、、ッんっ」

自然と重なり合う唇、、、絡み合う舌

何度も何度も愛を伝え合い、唇を重ね合わせた、、、

『ッぁあん!、、あっ、、もっ、、だめっ、、ン』

ある一点を突かれた瞬間、今までにない快感の波が襲ってきたのであった。

中也はその一点を重点的に攻め立てた。

「ッ、、、愛してる、、、手前しか無理だっ」

『ぁっ、、私も、、愛して、、る、、ッぁあん!!』

「ッく、、、イくぞ、っ、、、」

一番奥を突かれた瞬間私たちは同時に達した、、、。


『はぁ、、はぁ、、はぁ、、ンッ』

「ンッ、愛してる。だから俺のそばに一生いてくれ」

『ッはいっ、、、、///』

激しい情事後、まるでプロポーズのような言葉をかけてくれる彼にきゅんとした。

ふとテーブルの上に視線は移動した。

そこで思い出したのだ。

私はテーブルの上に置いていた箱を中也へ渡した。


『ハッピーヴァレンタイン、、、中也、大好きだよ、、、きゃっ』



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