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文豪ストレイドッグス 短いお話 【R-18】

第36章 愛を伝える日 太宰治


「ねぇー、機嫌治してよぉ」

『太宰くんの莫迦!!』

激しい情事後は普段なら甘いピロートークになるのがお決まりではあったのだが、、、、

「たまには善いじゃないか、それにあんなに淫られて鳴く凄く可愛かったし」

彼の言葉に先ほどの光景が再び脳裏に思い浮かんだ、、、

あんなにドロドロになるまで愛されたのは今回が初めてだった。

いつもは優しく甘く抱いてくれるのに、今回は少し強引でちょっぴり意地悪だったのだ。


『ッ!当分エッチ禁止!!!っきゃ!!』

再びベッドに押し倒されると、素早く私の上に跨る太宰くん。

微笑んではいるが、瞳は笑っていない。

「なら今日はとことん抱かせてもらおうかな。なんたって今日は愛を伝える日なんだから。言葉と身体で、、、」


結局この日は仕事になんて戻れる訳もなく、一日中太宰くんに愛された。

彼の愛の重さを見に沁みて感じたヴァレンタインデーであった。



-----fin

長らく更新できずに申し訳ございませんでした( ; ; )

バレンタインは終わってしまいましたが、ちょこちょこ短編upしていきますので楽しみにして頂ければと思います!



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