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文豪ストレイドッグス 短いお話 【R-18】

第31章 愛する人の為、、、  太宰治、織田作之助


----二年後

太宰「さて、行ってくるよー」

桜「パパ」

太宰「ふふ、桜行ってくるよ。ママと待っててね!すーぐ帰ってくるよ!」

『パパ、またサボっちゃダメよ!』

太宰「ありゃ、バレちゃった」

『ふふ、気をつけて行ってらっしゃい!、、、んっ』

太宰「いってきますのチューは必須だからね」

そう微笑み部屋を後にする太宰くんに、キュンとする私。

太宰くんは私と桜をとても愛してくれている。

私も今とても幸せだ。

あの時のことが嘘のように、、、


太宰くんとポートマフィアを去る決意をしたのは織田作の言葉だ。

"いつか光の世界の人間になって海辺の別荘で小説を書き、お前と過ごしたい"

だから織田作との子は光の世界にいさせたいと思ったのだ。

そして彼と抜け出し、桜を出産した。

DNA検査をしようか迷ったが、辞めた。

桜は私と太宰くんの子として生きていくんだから。




愛する人の為、この秘密は墓場まで持っていくつもりだ。


----fin

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