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文豪ストレイドッグス 短いお話 【R-18】

第1章 勘違い 中原中也


芥川くんとの任務が終わり、拠点へ戻る。

『ぁあー、疲れた。』と伸びをする。

芥川「貴様は殆ど何もしてないだろ」ゴホゴホ

『私は君と違ってサポート役なの!はい、これ薬。少しは咳治ると思うよ。』

はい、っと芥川くんに咳止めを渡す。
いつもすまぬ。と薬を受け取る芥川。

私は異能力はない、ポートマフィアで専属医師をしている。
芥川くんとは同い年で、ほぼ同期。
首領の弟子の私と直轄の部下の彼はよく行動を一緒にする。
医師の私が何故任務に出るか?芥川くんが暴れて部下達に怪我させた時の保険。っと一応ストッパー役。
首領曰く、芥川くんは私の言う事を多少は聞くらしい。

最近は人虎くんとの約束で人を殺さないことにしてるらしい。
そろそろ私はお役御免かな。

彼は首領へ報告するとの事で別れようとすると、名を呼ばれ振り向く

芥川「これ、いつもの感謝だ。受け取ってくれ。」
『ありがと、そんなのいいのにー。紅茶?』
誕生日プレゼントは貰うが、何もない日のプレゼントは初めてだ
どう言う風の吹き回し?っと尋ねる。

芥川「太宰さんが世話になってるものには感謝しろと言うものだから」
あー、太宰さんね笑
『芥川くん、ありがとね。今度お昼ご馳走する!紅茶のお礼に』

そう言って、私は医務室へ戻る。
私たちを見ていた影に気づかずに。
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