第30章 ツンデレな彼女 中原中也
『、、、、、。』
「なぁ、、、」
『、、、、。』
「おいっ!」
『なに?』
「はぁ、、、何じゃねぇよ。俺といんだから本なんか読むなよ」
『あと少しだけ待って』
『はぁ、、、、」
明日は互いに非番である為、今日は俺の家に泊まりに来た。
然し、此奴は俺と一緒にいるにも関わらずずーっと本を読んでいるのだ。
大抵の女なら彼氏の家に来ればベタベタしてくるだろうに、此奴は一切ないのだ。
まぁそんなとこも俺が惹かれた理由でもあるが、、、
は俺よりも少し先にポートマフィアに加入しており、姐さんの直轄の部下だ。
美人で賢く、そして強い。
ポートマフィアの華だ。
そういや出逢った頃もこんな感じだったな。
ふと彼女との出逢いを思い出した。