第3章 白雪姫 太宰治
今日は私が買い物当番の日の為街へ出る。
荷物が重いであろうとのことで敦くんが一緒に着いてきてくれた。
忙しいのに申し訳ない。
『付き添いなんてよかったのに、ごめんね。』
敦「いえいえ、僕も手が空いてたし。それに太宰さんに何言われるか分かんないですし。」
太宰さんに言われる? 頭に?を浮かばせる
敦「あ、さんは綺麗な方だから1人で外に出ると危ないからって太宰さんが心配するんです。」
『そんなことないのに、ほんと心配症ね。太宰くんは。』
敦「でも、僕はさんと出かけられて嬉しいのでお気になさらず!」
ほんとに敦くんは気遣い上手だ。
お使いリストを見乍ら買い物をし、帰ろうかとしたところ。
後ろから騒がしい声が聞こえる。
男「そこどけ!」その男の後ろには国木田さん。
国木田「おい!待て!!」
国木田さんが私と敦くんに気づく。
国木田「敦!そいつを捕まえろ!!」
敦くんが男を気絶させて、確保。
敦「国木田さん!?どうしたんですか?」
国木田「助かった、そいつは白雪姫事件の犯人だ」