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文豪ストレイドッグス 短いお話 【R-18】

第22章 彼の可愛いところ。 芥川 龍之介


立原「樋口の姐さん、ここにいた!静かにしねぇとダメっすよ!」

樋口「立原?」

立原「芥川の兄貴なら、仮眠中っす!さっき寝るって云ってたので。」

樋口「そうなんですか?睡眠は大切ですもんね。書類を確認してもらいたかったんですけど、後にしましょう!先輩にはしっかり睡眠を取ってもらわないと!」


扉の先から人の気配が消えた。

「行ったか、、、、」

『龍くんの莫迦っ!!酷いよ、、、、』

自然と涙が溢れ出した。

「ハッ!、、、すまない。」

『どうしてあんな強引に、、、、?』


「それは、、、、その、、、だな、、、」


『えっ?男らしいところを見せれていないと思ったから、、、?』

私の言葉に頷く彼。

龍くんは私が可愛いと云ったのは男らしくないからだと思ったそうだ。

それで男らしさを見せるために少し強引に抱くことにしたんだとか、、、、。

然し思った以上に私の反応が善く、やりすぎてしまったらしい。


『龍くんは凄く男らしいよ?』

「然し!」

『可愛いっていうのは、龍くんたまに天然ボケする時があるから。いつも格好善い龍くんが、たまに可愛くなるからそのギャップがたまらなくて、、、』


「そう、、、なのか?」

あまりピンときていない顔をする芥川。

はそんな芥川の首に手を回し、ちゅっと軽く口付けをした。

『龍くんはいつも凄く格好善いよ。』

「ッ////」


そーいうところが可愛くて好き、、、、。


芥川よりも上手な彼女であったのだ。


-----fin-----






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