第22章 彼の可愛いところ。 芥川 龍之介
『っぁあん!や、、、激しっ、、ンん!』
龍くんのモノが私のナカで暴れていた。
何度も、何度も突き上げ、そして私に快楽を与えてくれていた。
「ッ、、犯されて喜んで、、、淫乱な奴だ、、、ッく、、、」
『やっ、、、ちが、、ッん、、あン、、、』
正直彼の言葉だけでも身体は反応していた。
いつもこんな風に云われることなんてないから、、、。
龍くんの腰の動かすスピードが上がり、そろそろ限界を迎えそうになったその時だった、、、、。
コツコツと誰かが此方へ向かってきていることに気が付いた。
それは勿論、龍くんもだ、、、。
そして、、、、
コンコン
樋口「芥川先輩、いらっしゃいますか?」
『ッ!!』
非常にまずい状況だった。
流石に返事がない限り、扉を開ける事はないだろうけど万が一開けられたら終わりだ。
息を潜めていると、、、、
ズンっ
『ッン!!』
再び律動が開始されたのだ。
慌てて龍くんの顔を見上げたが、彼は腰の動きを止めなかった。
その上、、、、
「樋口は耳が非常に善い。少しの喘ぎ声でも聞こえれば、扉を蹴破ってくるかもな、、?」
『ッ、、、ァン、、、ンン』
龍くんの言葉に必死に声を抑えようとするも、襲いかかってくる快楽に声はついつい漏れてしまう、、、、。
樋口「先輩??いるんですか??」
まずい、、、
声が聞こえたかもしれない、、、、。
然し、龍くんは一向に腰の動きを止めない。
むしろ、激しくなっていっていた。
『ンん、、、龍くん、、、やっ、、あっ』
樋口「先輩!?入りますよ!!」
『ッンん!!!』
1番奥を突かれて、私は呆気なく達してしまったのだ。
ドアノブに手がかかる音がした。
もうダメだ、、、、。