第20章 良薬は口に逃がし 中原中也
「なぁ、俺の部署に異動してこねぇか?」
顔を上げるとブルーの綺麗な瞳と目が合う。
いつになく真剣な眼差しだった。
『急にどうしたんですか?』
「俺の部署なら、手前に無理させることはねぇし。同じ部署なら手前といる時間も増えるしよ、、、。」
少し照れながら云う彼が可愛くて胸がきゅんと鳴った。
『ふふ、嬉しいけど、私が持ちませんよ。』
「ん?」
『だって、、、ずーっと中也にドキドキしっぱなしだもん。』
「なっ//んな可愛いこと云いやがって、誘ってんのか?」
『ふふ、どうでしょう?』
「手前が俺を呼び捨てすン時はなぁ、、、、そーいう時だろ?」
彼の首に手を回し、そっと口付けをする。
『駄目ですか?』
「ンな訳ねぇだろ。手前が満足するまで抱き潰してやる。」
二つの影が再びに一つに重なり合った。
ちなみに、あの後、、、、
「ハックション!!」
私の熱は彼へと移ってしまったようだ。
今度は私が彼に薬を飲ませる番のようだ。
------fin
キャラメルパフェ様
リクエストありがとうございました❤️
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