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文豪ストレイドッグス 短いお話 【R-18】

第19章 知らなくていいコト。  太宰治


『あっ、、、っん、、、やっ、、んっ!』

「、、、っ、、、」

ギシギシとベッドが軋む音と厭らしい水音が部屋に響いた。

『やっ、、、ぁあん!、、、んっ、、、』

「っ、、、名前を呼んでくれ、、、」

『あっん、、おさむ、、ぁあん!』

「これからそう呼んでくれたまえ。」


『んぁ、、ぁっ、、治、、、すきっ、、、』

「ッ私も好きだ、、、」

腰を掴み直され、子宮の奥をガツガツと攻められた。

身体はあまりの快感に震え、息をするのもやっとだった。

『ッぁあ、、、も、、、だめ、、、あっあん!!』

「ッく、、、っ」

1番奥を突かれ、私たちは同時に達した。

「、、、愛してる。」


『私も、、、、愛してる。』

その後、何度も何度も愛し合った。


「、、、やっと君の全てを手に入れた。」

眠っているの頭を愛おしそうに撫でる太宰。

の頬や腕にはアザが出来ていた。
拷問でできたものだ。

そのアザ一つ一つに口付けをする。

「すまないね。痛い思いをさせてしまって、、、。でもこれで君の全ては私のモノ、、、、。」


そう、全て太宰が仕組んだことだったのだ。

部下の男とあの男を引き合わせたのも太宰の策略。

を太宰の女だと嘘の情報を流したのも太宰。

全てはの身も心も自分のモノにする為、、、、。


「でも、もうこれで君が傷つくことはない。これからは私のモノだから。君を傷つけたモノは私が全て排除してあげるよ。」


太宰の思惑をは知る由もなかった。




知らなくていいこともあるのだ。



------fin-------

キャラメルパフェ様
リクエストありがとうございました🌼

お礼は日記にて書かせていただきます☺️


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