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【KP×オメガバース】

第2章 【妊娠、出産編】






「えっ?!ほっ…ほんとに…?
 ねぇ!!ほんとに赤ちゃんできたの…?」
海人がでっかい目を更に、見開いて驚く。


「おん。どうやらそーいうことみたいよ。」

「そんなひとごとみたいに…苦笑
 てかどうしよう!!めっちゃ嬉しいんだけど!!
 けど…ほ、ほんとに、ここにいるの?
 レンとオレの赤ちゃんが…?」
俺の腹に震える手をそっと添わせて訊いてくる。


「…やからそう言うてるやん!笑 ちゅーか…
 あんだけ毎日シたら、そらできるやろ苦笑」

「もう!!そんな身も蓋もない事言わないで!笑」

「笑 けどほんま、ちょっと早めに
 仕事の調整しといてよかったよなー。」

「ねっ🎶あ、廉!
 ツラいだろうけどお酒、ダメだからね?
 オレも禁酒するから…一緒に頑張ろ!」

「海人も…?けど、海人も酒好きやん。
 …えぇの?」

「いいのっていうか…そんなんあたんめーじゃん!
 廉が我慢してくれてるのに1人だけ
 呑んでも美味しくないもん!…でしょ?」


今まで幾度となく、海人のこと好きやなって
思ってきたけど…
子作り始めてからの好きは格別で。


思うに海人、
めっちゃ結婚に向いとる人間なんやと思う。


重いっちゅーか嫉妬深いから
(勿論、俺はそんな海人も好き)恋人関係やと
海人の愛は相手によっては負担なんやろうけど


恋愛では上手くいっとった
ライトな付き合いのカップルが
結婚した途端ダメになることもある、の真逆。



きっと、海人とやったらこれから先も
ずっと…幸せなんやろうなって。


「海人って…えぇやつやな。知っとったけど。」

「廉だから特別に五割増しだけどね笑
 てか、オレ…今まで以上にめっちゃ働く!

 だから廉!しんどいときは無理しちゃダメだよ?
 もう廉だけの体じゃないんだからね?!
 休息が必要なときはオレがキンプリ守るから!」

「頼もしいパパやなぁ笑」


結婚して幸せになれる確率なんて
宝くじを引き当てるようなもんやって
よぉ言われるけど…


大当たり、引き合てちゃったよなぁって。


「あ、海人?安定期入るまでその…
 できんかもしらんけど、。」

「そんな言いにくそうに言わなくても
 わかってるつもりだよ笑」

「その…手とか、口もあるし…」

「何の心配してんの笑」
海人があっけらかんと笑う。










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