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【KP×オメガバース】

第2章 【妊娠、出産編】






~妊娠5ヶ月~


「あの…海人さん。報告があります。」


晩御飯を食べ終わってソファでくつろごうかって
タイミングで神妙な面持ちの廉に捕まった。


「…急に改まって、、どした?笑」

「いろいろとお騒がせしましたが…
 永瀬廉、この度安定期に入りまして。」

「おめでとう!!はるくんとみーちゃんのために
頑張ってくれて本当にありがとう!」
ぎゅーーっと廉を抱きしめる。


「まだ出産が終わるまでは気を抜けないけど、
 とりあえず、ひと安心だね!」

「おん、つきましては…
 致しますか?の相談です。」


廉とオレの子どもと廉への愛情を再認識した
この数カ月だったけど、
いいよってなったら話は別で。


「えっと…大丈夫、なんだよね?」

「深くならんやつなら、そうらしい。」

「えっ…深くならないっていうと、、」

「それな、聞いてきたから!おススメは…
 寝バックと浅めのバック、らしいわ!」


えっ…聞いてきたって…?


「…先生に?」

「おん、そうやけど?」


あっけらかんと答える廉に
えぇ、、なんかやだ!って思っちゃうオレは
相変わらずヤキモチ焼きみたい…。


「ふはっ、俺の海人さんは相変わらずやなぁ笑」

「……顔に出てた?」

「おもっきしな!!笑」

「んーー、だってなんか、今夜シますよーって
宣言してるようなもんだし!」


スルッと廉が
オレの首に腕をかけて意味深に微笑む。


「してるようなもんやなくて、
わりと露骨に…誘っとるけど、」


さっきまで大口を開けて笑ってたくせに
急にこんなムードに持ちこむ廉は
ずるくて、あざとくて…


「……せんの?」


たまんない。










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