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お散歩日和―にのあい―

第2章 失われた日常







おーのくんに電話をしようと思ったら急に電話が鳴りだした



「あ、おーのくんだ」



流石おーのくん♪(←流石?)



「もしもし、おーのくん?」

『うん僕だよ、相葉ちゃん』

「もう帰って来たんだ、イギリス楽しかった?」

『うん!

帰ったのは昨日なんだけど、なんか時差ぼけで眠くって、帰ってから翔くんと二人でずっと寝てたの(笑)』

「へぇ〜、そっか、時差ぼけねぇ」

『あ、ねぇ、そう言えばニノって携帯の番号変えた?

先にニノに電話入れたんだけど、何か通じなくって』



あ、そうだ!

のんびりお土産話を聞いてる場合じゃなかった!(←それこそ流石です(笑))



「それがね、おーのくん!大変なんだ!」



俺はおーのくんに、さっきの出来事を話した







『ニノが?!嘘でしょっ??!信じらんないっ!!!///』



おーのくんが俺の話を聞いて

今までに聞いたコトが無いくらいの大声を出した



「…俺も信じてないよ、おーのくん…ニノは、結婚なんかしない……させない」

『相葉ちゃん…///』



電話の後ろで、櫻井くんの

「ナニ何?!どうしたの?どしちゃったのっ??!」

って言う焦った声が聞こえる



『翔くんちょっと待っててね、後でゆっくり話すから

…え?

……いや、そうじゃなくって……

んん〜、もぅ!愛してるに決まってるじゃぁ〜ん///』

「……(笑)」



ホントに仲良しだねぇ、二人は(笑)



『あ、ゴメンね相葉ちゃん(汗)』

「ううん、良いよ(笑)それよりおーのくんさ、ニノの実家って何処だか知ってる?」

『え?相葉ちゃん知らないの?』

「…うん、ニノさ、実家の話しとか嫌がるから…場所も知らないんだよ」



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