【ヒロアカ】転生した先は猫人間でした【爆豪】【轟】
第10章 夏の林間合宿!
『おはよー・・・・ぶっ』
「「アッハッハッハ!!!マジか!マジか爆豪!!」」
「笑うな!クセついちまって洗っても直んねぇんだ」
「ひぃー」
「おい笑うなブッ殺すぞ」
「やってみろよハチニー坊や!!アッハハハハハ!!!」
『ぐっ・・・』
「おい!いいのか紬!爆豪ずっとあんなんかもよ!?」
『くっ・・・ふふ、だ、大丈夫・・・。ぷっ、どんなか、勝己もっ・・・ぶふっ』
「ーーーー!!!!殺す!!!!」
「「戻ったぁぁあ!!ギャハハハハ!!!!」」
「愛か!?愛の力か!?」
『や、やめてよ・・・っ面白すぎる・・・』
教室に入ると、ベストジーニストに髪型を矯正された爆豪の姿に笑いが止まらない切島と瀬呂。
入った瞬間にそのシーンを目の当たりにした紬もたまらず吹き出す展開に怒りが限界突破した爆豪の髪型も元に戻った。
『はぁー・・・お腹痛い』
「紬」
『わっ!焦凍』
笑いながら席に着くと、前の席の轟が振り返る。
『あ、そーいえば大丈夫だった?お茶子ちゃん伝に聞いたけど』
「ああ・・・」
『あ、怪我は?割と酷かったみたいだけど』
「俺は大したこと無い。飯田の方が酷かった」
『あっ、そうなんだ・・・。お疲れ様』
「!・・・ああ。紬はどうだったんだ」
『ふふっ、実戦でお見せします』
「そうか・・・、楽しみだ」
午後の授業が始まる。
オールマイトによる救助訓練レースは自身の成長を実感するのには十分だった。
『いやー、楽しかったぁ』
「紬ちゃん、動きがすごい変わったね!」
「あんたが羨ましいよ」
『まぁ個性の得意不得意はそれぞれだもんねぇ』
授業後の女子更衣室で感想を言い合う紬たち。
「隣はそうさ!女子更衣室!」
隣が何やら騒がしい。
どうやら壁に穴が空いており、性欲の権化峰田が覗こうとしている。
「紬のしっぽの付け根!!八百万のヤオヨロオッパイ!!芦戸の腰つき!!葉隠の浮かぶ下着!!麗日のうららかボディに蛙吹の意外おっぱい!!」
【ブスッ】
「ぎゃぁぁぁぁ」
「ありがと、響香ちゃん」
「何で卑劣・・・!!早く塞いでしまいましょう!!」
「(うちだけ何も言われてなかったな)」
『しっぽの付け根が何なの・・・?』
謎のチョイスに困惑した紬であった。