【ヒロアカ】転生した先は猫人間でした【爆豪】【轟】
第9章 職場体験
『おはよぉ〜』
「おお!紬!なんか朝から疲れてんな」
『いやぁ、雄英体育祭ってすごいんだねぇ。電車でもみくちゃ』
「やっぱ声かけられまくったか!好成績だったもんな!」
「俺なんて小学生にいきなりドンマイコールされたぜ」
「ドンマイ」
『私も・・・。小学生たちにモフモフされた』
「も、もふもふ・・・!?」
『ごめん多分想像してるのと違う』
教室に入るや否やみんな今朝は注目の的だったらしく、各々反応が返ってくる。
「紬」
『あ。焦凍!おはよー』
「一昨日は助かった。ありがとうな」
『いやいやー。うまくいったならよかったよー』
「なになに、何の話!?」
「え?やっぱり乗り換えたの??」
「邪魔だどけカスども!!!」
母親との面会がうまくいった様子の轟が声をかけて来たので、安堵しながら返事をする紬に周りのクラスメイトがざわつく。
そんな中爆豪まで参戦しより騒がしくなる教室だったが、チャイムと同時に気付けば全員が席に着く。
「おはよう」
「相澤先生、包帯取れたのね。よかったわ」
「ばぁさんの処置が大ゲサなんだよ。んなもんより、今日のヒーロー情報学、ちょっと特別だぞ」
相澤の言葉に教室内にピリッとした緊張感が走る。
「"コードネーム"ヒーロー名の考案だ」
「「「胸膨らむヤツきたぁぁぁぁあ!!!!」」」
「と言うのも先日話したプロからのドラフト指名に関係してくる」
盛り上がるクラスとは裏腹に落ち着いたまま話し続ける相澤。
ドラフト指名についての説明の後、それぞれに届いていた指名数の結果が発表される。
「例年はもっとバラけるんだが、3人に注目が集まった」
「1位と2位逆転してんじゃん!」
「表彰台で拘束された奴とかビビるもんな・・・」
「ビビってんじゃねーよプロが!!!」
「あのスピードととこの見た目じゃプロも欲しがるよなあ!」
『えへへ・・・』
結果は1位轟、2位爆豪そして僅差で紬の名前がある。
その後指名の有無に関わらず職場体験へ向かうと言う話を聞き、ミッドナイトが登場。
やはり発表形式の授業となっていた。
『うわぁ・・・恥ずかしー』