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【ヒロアカ】転生した先は猫人間でした【爆豪】【轟】

第8章 休校日






『あ〜、体バッキバキだあ・・・』
朝起きると、前日の体育祭の筋肉痛で体が悲鳴を上げている。
『今日病院かぁ〜。めんどくさいなぁ。ほんとは施設に顔出しに行きたかったのに・・・』

実は昨日の爆豪戦で大した怪我はしていないものの、後頭部を打ったらしく出血があったためリカバリーガールに念のため病院で検査を受けるよう言われていた。
大会後大量に届いたメールに返信するのが大変になったため、本来であれば施設に行くつもりだったのだ。

紬はだるそうに起き上がり朝の支度を済ませて家を出た。







「お」
『あ』

病院の窓口で受付を済ませると、後ろから聞き覚えのある声が聞こえて来た。
振り返るとそこには轟が。

『(え?ここの病院だったの!?)し、焦凍じゃん!どっか悪いの?』
「いや・・・。母さんの見舞いだ。入院してるから・・・。紬はどーしたんだ?」
『いやぁ、大したことないんだけど体育祭で頭打ってたみたいで・・・っ!?!?』

轟の内情を知らない体で話を聞くと、素直に目的を教えてくれた。
こちらも理由を聞かれたので簡単に説明したところ、いきなり顔を掴まれ頭を覗き込まれる。

「どこだ?」
『あ、あの!いや、怪我は治してもらったんだよ!だけど後頭部だから一応検査だかでも受けてこいって言われて・・・』

「そうだったのか、よかった」

『ほんと大したことないから!引き止めてごめんね!(この天然イケメンを誰か止めてくれ!)』

ほっとした表情の轟から離れ、待合室の方へ向かおうとする紬。

「まってくれ」
『え?』
「少し、話さねぇか」
『私は時間あるからいいけど・・・?』

なぜか引き止められ、轟と話をすることに。





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