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【ヒロアカ】転生した先は猫人間でした【爆豪】【轟】

第6章 救助訓練







数日後の午後



「今日のヒーロー基礎学だが・・・。俺とオールマイト、そしてもう1人の3人体制で見ることになった」

「はーい!何するんですか!?」

相澤の言葉に、瀬呂が質問する。

「災害水難なんでもござれ。人命救助訓練だ!!」

「レスキュー・・・。今回も大変そうだな」
「ねー!」
「バカおめー、これこそヒーローの本分だぜ!?鳴るぜ!腕が!」
「水難なら私の独壇場、ケロケロ」

「おい、まだ途中。今回コスチュームは各自の判断で構わない。中には活動を制限するコスチュームもあるだろうからな。訓練所は少し離れた場所にあるからバスに乗って行く。以上、準備開始」

相澤からの説明が終わり、各々準備にかかり集合場所へ。

特に活動の制限にはならないため、紬もコスチュームに着替えて向かった。

「紬のコスチュームって結構シンプルだよな?」
『まぁ、基本個性が見た目のままだからね。動きやすければそれで十分だし、今後問題にぶち当たったら改良って感じ』
「憧れのヒーローとかいねーの?」
『いるにはいるけど・・・。際どすぎて私には似合わなさすぎはと思う』
「???」

集合場所へ向かう途中、切島がコスチュームについて聞いてくる。
切島のコスチュームは憧れのヒーロー、クリムゾンライオットに寄せて作っているからなのだろう。
獣人系の個性を持ち女性プロヒーローのトップに君臨するミルコ。
紬が生前の記憶が戻る前から憧れているヒーローだ。
だがあのコスチュームを着る勇気はない。


『ミルコ。パワーとスピード、それにあの勝ち気な性格。かっこいいんだけどね・・・。あのハイレグバニーガールの格好はできない』
「あ、ああ・・・。確かに、際どいな」

『もっと発育が良ければカッコよく着こなせたとは思うんだけど』
「なっ!?へ、変なこと聞いてすまん!」
『え?いや大丈夫だよ。気にしてないから』

気まずそうに謝る切島に戸惑う紬。


「バスの席順でスムーズにいくよう、番号順で2列に並ぼう!」
「飯田くん、フルスロットル・・・」


飯田の声かけでバスに乗り込んでいく。






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