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【ヒロアカ】転生した先は猫人間でした【爆豪】【轟】

第18章 意外な誘い





「1年生の校外活動ですが昨日協議した結果、校長をはじめ多くの先生が”やめとけ”という意見でした」

「えー、あんな説明会までして!?」

翌朝、相澤の言葉に項垂れる切島。

「でも全寮制になった経緯から考えたらそうなるか・・・」

「ざまぁ!!」

残念そうに、だが仕方なしといった様子の上鳴に自分は参加できないのでさぞ嬉しそうに暴言を吐く爆豪。
前の席の葉隠に呆れられていた。

「が。今の保護下方針では強いヒーローは育たないという意見もあり、方針として”インターン受け入れの実績が多い事務所に限り1年生の実施を許可する”という結論に至りました。」


「クソが!!」

しかしその後の相澤の言葉に爆豪は心底嫌そうな顔をしていた。


『実績の多さ・・・』
「ガンヘッドさんとこどうなんやろー・・・」

話を静かに聞いていた紬はふと呟いた。

「てめぇ・・・」

その言葉を聞き逃すはずもない爆豪。
紬の背中がピクリと跳ねた。

『な、何・・・?』
「やるきなんか・・・」

”秘密の個性”があるにもかかわらず、自ら危険に身を置くのか、とでも言いたげな視線に紬はおずおずと言い返した。

『・・・だから、だよ。いつまでも怯えてたらヒーローにはなれないもん』
「・・・ッチ」

紬の言葉に、珍しく納得がいったのかそれ以上咎めるつもりはないらしく爆豪は視線を逸らす。

『勝己は仮免、頑張ってね』
「っせぇ、ソッコー受かるわ」

紬と爆豪のやり取りを見ていた轟が言葉を挟んだ。

「紬・・・俺も頑張るぞ」
『へっ?あ、ああ・・・うん。焦凍も頑張ってね!』
「ああ」

「いちいち会話に入ってくんじゃねぇ!!!」



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