第1章 よわっちいエースと私 ♡ 旭
『…旭さん。』
旭「は、はい…」
『いい加減こっちみてくださいよ』
旭「ちょっとまって。久しぶりすぎて…みれない」
『もー旭さんの意気地無し。』
『ほら私もドキドキしてるでしょ?』
自分の胸に旭さんの手を持ってくる
旭「ほんとだ…」
『下ばっかり向かないでください〜』
旭「は、はい…」
『んっ』
旭「ひょえ」
『旭の指ぺろぺろしてます』
まだ手出さない気か…
『ほら触ってください』
旭「あそんな直接なんて…」
乙女か!笑
『あ〜あ、旭さんこんなのか』
旭「そんな事言わないてください…」
『黒尾さんとか〜木兎さんとか、大地さんとかかっこいいですよね。男気あって。木兎さんは子供ぽいけど。頼れるThe男って感じで。そっちに行っちゃおうかな〜』
旭「だめ。それだけはだめ」
『でしょ?なら来てくださいよ』
旭さんの首の後ろに手を回して無理やり
押し倒してもらう
旭「あ〜もう。久しぶりなんで。優しく出来るかはわかりません。というか合宿中のお風呂上がりの名井とか、ポニテしててうなじ出してる所とかみて。ちょっとたちそうになったんです」
『そんな正直に言うんですか笑』
旭「音駒の灰羽くんとか、梟谷の人たちが名井のこと狙おうとしてたりとか。じっと見つめて名井のこといやらしい目でみたりとか。もう俺まじで爆発しそうになったわけ」
めっちゃ睨んでやつか
『大丈夫ですよ、私旭さん1本なんで』
旭「じゃないと困るべ」
そう言って大きな手で私の顔を包む
この大きな手が好き…