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ツンデレな彼を落としたい

第11章 クリスマス


芽衣に選ぶのを手伝ってもらったシューズケースを渡した。

「前見たとき、破けそうだったからこれにしたの」

二「買い換えようと思ってたからすげー嬉しい。よく見てたな。大事にする、ありがと」

「良かった!私もネックレス大事にするね!」

貰うのもあげるのもこんなに幸せな気持ちになるんだ!
全然知らなかった。

微笑みながら、つけてくれたネックレスを見ていた。

二「そーいえば、さっき準備がどーとかって何の話?」

突然、堅治君が爆弾を落としてきた。

「え、なんの事?ぜ、全然覚えてない、。」

こーなったらしらばっくれよう。

二「目逸らすなよ。嘘ついてんのバレバレ」

「ほんとに分かんないもん」

二「ふーん、悪い子にはお仕置だな」

そう言って、めちゃくちゃにこしょばされた。
くすぐったがりの私には結構辛い

「はっ、 やめっ、ねー、あははは。くすぐった、、。」

息ができなくて、途切れ途切れの声で抗議する。

二「なに?聞こえねー」

「ごめん。も、やめて、、」

涙目になりながら、許しを乞う

二(エロ、、。変なスイッチ入りそう。)

二「じゃあ言う?」

「い、言うからっ」

観念した私は恥ずかしくて小さい声で話し出した

「友達がクリスマスは聖なる夜だって、、。」

二「それで?」

「それで、下着の準備しなって言われて」

二「へー、家に呼んだのはする為だって思ったってことか。」

恥ずかしくて俯き頷くと、腕を引っ張られ堅治君にもたれ掛かる姿勢になった。

「なっ!」

二「心配しなくても、嫌がることしねーよ。親も帰ってくるし。でも、下着の準備してくれたって事は期待していーの?」

「し、たけど。でも、心の準備は出来てないよ、?」

二「可愛い下着見せてみ?」

「やだよ!恥ずかしいもん」

二「せっかく準備したんだろ」

「見せるのは、いずれ心の準備が出来てから、!!」

二「ちぇー、分かったよ」

不貞腐れてみせる彼。恥ずかしい秘密もバレたし、緊張も解けた事でさっきよりも落ち着いていられる。

「雪まだ酷いかな、?」

家にそろそろ帰ろうと窓の外を見てみる。

「えぇ!何これ、すごい」

辺り一面、ホワイトアウトで何も見えず、雪もかなり積もっていた

二「やべーな。これは帰らせらんねー。普通に危ないわ」
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