第10章 初デート
少しの間、堅治君とハグをしてダラダラしていた。その後、学校に行くために1度家に帰る堅治君を玄関まで見送った。
私はというと、病み上がりということもあり学校を休むことにした。さっきまで堅治君とハグしてたせいで、再熱した気もするし。
見送った後、部屋に戻り布団に潜る。同じジャンプー、ボディソープを使っていたはずなのに、ベットの片側は堅治君の匂いがする。さっきよりも広いベットが急に寂しくなって、押し入れにあったぬいぐるみを1つだし、横に置いて眠った。
今回のデート?で私の敬語と苗字呼びがタメ口と名前呼びにランクアップした。
堅治君が帰った今日、日曜日からの長いようで短いデートが幕を閉じた。