第4章 前世の親友
「とにかく今日はこの部屋で寝ろ。明日胡蝶のとこ行って見てもらえ。」
「はーい。おやすみなさい。」
(めっちゃ面倒見いんだけどあの人、ちょー快適だった。さすが長男の血恐るべし。、、、、)
「錆兎、真菰、もう炭治郎にあった?私も今そこに行けば会えるかな?、、、、会いたいな、、、、」
朝方任務から帰ってきたら何か声が聞こえてきた。
(なんだぁ?うめき声みてーのが聞こえる。)
俺は音のする方へ向かった。
(ここか、、アイツが寝てる部屋だな)
襖を開けて中を見ると佐藤が起き上がって頭を抱えて叫び出した。
「やめて!やだぁ!」
「おい!落ち着け!」
「こないでぇ!」
佐藤は聞く耳を持たなかった。俺は佐藤を抱え込んで声をかけ続けた。
「落ち着け!大丈夫だぁ、ゆっくり息をしろぉ」
うぅっ、殴らないで、、、、ごめ、なさい、、、、ごめん、、さい、ゆるして、しにたく、な、いスゥ
そのまま佐藤は再び眠りについた。
佐藤が再び起きた時そのことはすっかり覚えていなかった。
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「おはようございます!ご飯できましたよ!」
私は今までの習慣もあって昨日任務だった師範に朝ごはんを作った。だけど師範はかなり疲れているようだった。私は先に食べることにした。
「いただきまーす。」
私がご飯を食べていると師範も座って一緒に食べ出した。しばらく食べていると師範が聞いてきた。
「お前、、、、昨日いやお前今日は胡蝶のとこ行けよ。ついでにいろいろ話聞いてもらえ。」
(なんか塩らし、どしたんだろ)
「わ、かりました。」
そして食べ終わった後また師範は出かけてしまった。