• テキストサイズ

Another sky 〜それぞれの空の下〜【気象系】

第6章 再会(4)


母「あなたっ…何言って…!」

父「わざわざ来て、門前払いもないだろう…話だけでも聞こう」

あなた…って事は、この人は翔ちゃんのお父さんか…

父「上がりなさい」

雅「…おじゃまします…」

お父さんに促されて、応接間に案内された

雅「あの…翔ちゃんは…」

父「今部屋にいる…今日はリハビリの日でね。少し前に病院から帰ったばかりで、疲れてるだろうから休ませてる」

雅「そう…ですか…」

父「先程は家内がすまなかったね…翔の事になると、ちょっと神経質になるものだから」

潤「いえ…僕たちも家先で騒いでしまって、申し訳ありませんでした」

父「君達は…大野グループ会長のお孫さん…だね」

雅「えっ…」

な…何で知って…

智兄や和なら知ってても解るけど…

父「翔の行方を探していた時に、翔が大野グループに養子に入ったと知ったんだよ」

潤「…え…」

父「知った時は絶望したよ…大野グループ相手では、翔を取り戻す事はほぼ不可能だと…」

俺達はその言葉に何も言えなくなってしまった…

/ 93ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp