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【HQ】初恋に溺れて息ができない【影山飛雄】

第4章 “頂の景色”


新しい景色を楽しみながら歩く。
今は見慣れないこの風景も、これから当たり前になっていくのか。


中学で仲の良かったプップちゃんが貸してくれた少女漫画の中には、高校生同士の恋愛がたくさん描かれていた。


もしかして、私にも好きな人ができて…
彼氏ができちゃったりするのかな。


私の初彼氏は、一体どんな人なんだろう。



そんなことを想像しているとブワッと顔が熱くなった。頬をぺちぺちと叩いてクールダウンする。




『いけないいけない、まずは集中しないと』





歩きながら、私はブツブツと呪文を唱えるように言葉を発した。









高校生活、楽しみだな。


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