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【HQ】初恋に溺れて息ができない【影山飛雄】

第3章 旅立ちの日に


下駄箱につくと、飛雄は扉にもたれて腕を組んで待っていた。まだ他の3年生は教室で最後の別れを惜しんでいるのか、誰もいなかった。



『…影山くん!』

「おう」


私たちは中学最後の日に、初めて一緒に昇降口を出た。

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