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【HQ】初恋に溺れて息ができない【影山飛雄】
第8章 決意のスタートライン
飛雄 side
「「「「「!?」」」」」
体育館中に響き渡る声に、全員の動きが止まった。俺の上げたトスが床に落ちる。
声の主へ目をやると、そこにはギュッと拳を握り締めた美里がいた。
「……は?」
マネージャーをやるとは聞いていたが、なんだ今のは。
「あっ、鈴木さんだ!!!」
「うそ、今の鈴木さん!?」
日向がダッと走り出して、俺らも顔を見合せながら釣られて歩き出した。
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