第4章 土井半助の場合。
そろそろ限界が近いのか土井半助は少し苦しそうな顔をした。
尾形はもう何度目か分からない絶頂に頭がおかしくなりそうだった。
「そろそろっ…外に出すっ…」
『ぁっ…はぁっ…な、中にっ…出していいょ…』
火照った顔で言えば土井半助は「バカ」と言って外に出そうとしたが
尾形は中に出す以外の選択肢を与えてくれなかった。
「孕んだらどうするんだ」
『んっ…んっ…いいよ…半助との子ならっ…』
潤んだ目で言う尾形にさらに興奮して土井半助は中に出した。
しばらく2人の息を整える音だけが聞こえた。