第4章 土井半助の場合。
「本当は高級品と同じくらいの値段にしたいんだけどな〜、ったく。くノ一なんかしてんじゃねぇよ。…おっと失礼。
まぁ死にたいやつは買ってらっしゃい。殺されたとしてもこちらは責任取りませんよ〜」
彼女ほ他の子達と較べて極端に値段が低く、貧乏人でも手を出せるような値段だった。
しかしくノ一なだけあっていつ殺されるか分からない。
そんな彼女を買おうとする人は誰一人としていなかった。
「4番買います」
「え?本当ですか。土井先生…」
「お、にぃちゃん物好きだね〜殺されても知らないよ〜」