第3章 【裏】同室の情事
「あっ…あっ…も…もう…ダメ…」
そう言うとレイの秘部は目で見てもわかるくらい激しくビクビクと波打ちながら月へと昇った。
「あぁ…レイ‥
くっ…」
そう言うと、同時にリヴァイも果てた。
まだビクビクと卑猥に波打つ2人の器官は、ゆっくりと余韻を楽しむかのように絡まりながら、その激しい運動から解放された。
全身汗だくになりながらしがみつくようにリヴァイに抱きつくレイを、愛おしそうに抱きすくめ、キスをした。
いつもの上官の顔でもなく、行為中のドSな顔でもなく、ただただ愛おしそうに自分を見るリヴァイを見て、レイはさらに強く抱きついた。
「兵長…大好き…」
そう言うと再びキスをせがんだ。
何度も何度もキスをしながら、互いの体温の余韻を楽しむ二人。
しかし、傍にその行為の一部始終を目撃しながら、蛇の生殺しのように自身の欲望をどうすることもできず、悶々としているエルヴィンがいるなどとはふたりは想像もつかない。
エルヴィンは半分悔しそうに、しかしどこか少し満足げな顔もしながら心の中でつぶやいた。
「明日は必ず生きて帰ろう。
レイのあんな姿を見て、生殺しの目に遭って、そのまま死んだんじゃ浮かばれないからな…」
そう言うと、再び体勢を変え、レイが部屋を出ていくのをまった。