第2章 セーラー服の…その下(♡)
「…ふっ、可愛い…。
キスだけでこんなに真っ赤になっちまって。
さっきキス以上にもっと恥ずかしいコト、
シたのになァ…?」
『だっ…だってぇ…こんなえっちなちゅう…
知らない…っ。///』
「のファーストキス、俺が初めて?」
弔くんの言葉にコクン…、と小さく頷くとギュッ…ときつく抱きしめられる。
『と…とむら…くん…?』
「の初めて…全部俺にちょーだい?
の知らないコトとか…初めてのコトとか…
俺が全部一から教えてやるから…っ。」
「…だから、他の男に触らせるな。」
またキス出来るくらいの距離で顔を近付けられると、弔くんの綺麗な紅い瞳が熱を含んで私を真っ直ぐ見つめると、甘い甘い声で耳元に低く囁かれる…。
弔くんのその瞳に…表情に…甘く囁かれる低い声にドキン…っ、と胸を高鳴らせるとコク、コク、と小さく頷く事しかできなかった。
「もし約束破ったらお仕置きな。
…今日よりもっとエロい事するかンな?」
『お…お仕置き…!?
今日よりもっと…えっちなコト…!?///』
あわわわわわ〜〜!!とパニックになってる私を横目に今度はその紅い瞳を細めながら意地悪そうに笑う弔くんがぽん、と私の頭の上に手を置く。
「まァ…そのお天然人無自覚たらしを
直すコトだな。
は危機感がなさすぎるから…。
だから今日みたいに迫に喰われかけるンだぞ?」
『…さこ…せんせぇ…?』
「もう忘れたとか言わさねェぞ?
こんなキスマークまで付けられちまって…
まァ…俺が上書きしたけどな。」
どうして迫先生?…とキョトン、としていると首筋をツン…と人差し指で突っつく弔くんに、先程のえっちな行為を思い出すとまた頬を赤らめる。
『き…気を付けます…っ。///』
「おぅ…。」
私の言葉に満足気に微笑み、そっと頭を優しく撫でてくれる弔くんだった。