第2章 セーラー服の…その下(♡)
学校を出て、駅まで道のりをパタパタ、と小走りで駆ける。
ーーーーーーーーーーーー。
【「今日のコトは二人だけの秘密ね?」】
【「あと、むやみやたらと
男の子に触られないコト。
…イイね?
ちゃんに触ってイイのは俺だけ。
もし約束を破ったら…お仕置きネ。
今日よりももっと恥ずかしいコト…
シちゃうからね?」】
【「…ん、イイ子。
じゃあ、気を付けて行くンだよ。
また明日ね…ちゃん♡」】
ついさっきまで耳元で甘く囁かれていた迫先生の言葉が…迫先生の柔らかな唇の感触が…ずっとほっぺたに残っていて、なかなか顔に集まったままの熱が下がらない…っ。
お仕置きってなぁに?
もっと恥ずかしいことってなぁに?
今日だけでも、迫先生に下着姿を見られただけでとっても、とっても恥ずかしかったのに…っ。
それ以上に恥ずかしいことって何されるの…?
迫先生に制服を脱がされた時、とっても恥ずかしかったけど、それと同じくらいドキドキもしていて…。
迫先生の指先が私の腰をなぞると、身体がゾクゾクして…でも何だかくすぐったいような、気持ちいような…。
迫先生が耳元で喋ったり、身体に触れてくれるたびにドキドキ…とゾクゾク…とお腹の奥がキュン、とする不思議な感覚。
もっと迫先生に触れてもらいたいような…でも、すごく恥ずかしくってやめて欲しいような…気持ちがぐちゃぐちゃ。
そんな事を考えていると、また迫先生に触れられていた感触を思い出して、お腹の奥深くがキュン…ッとする。
それが何だか恥ずかしくって、また身体が熱くなってきて、ほっぺたが紅く染まる…っ。
私の身体…何だかへん…っ。
こんなにドキドキして…身体の奥深くがキュンキュンして…何だかムズムズしちゃう…。
こんなの…知らない…っ。
何だか怖いよぉ…。
モンモンとこのわからない感情を考えていると、いつの間にか駅に着いていて、上がる息を整えながら改札に入るとスマホで弔くんに今から電車に乗る事を連絡する。
早く…弔くんに会いたいよぉ…っ。