• テキストサイズ

【ハイキュー】ツンデレな彼を落としたい

第2章 バレーボール


☆二口side

鎌先さんのスパイクをブロックしようとしたが、どうやら突き指したらしい。あの人大人気ないんだよな、もっと後輩を労れよなんて思いながら、ネット越しに鎌先さんを睨む。

鎌「おい、二口てめぇ。ブロックしろよ
俺みたいなすげぇ先輩のスパイクだとしてもドシャット出来なきゃ鉄壁じゃねぇよ。筋トレが足りないんじゃねぇか。弱っちい腕しやがって!」

何て言ってくるから、内心イライラしながら

「先輩こそ、力任せにスパイク打ってたら決まるものも決まりませんよ。もっと頭使わなきゃ。筋トレのし過ぎで脳筋になっちゃったんですか?」

って生意気に答えてやった。
この後怒り狂う鎌先さんを茂庭さんが止めるまでがお決まりのルール

茂「二口、お前今ので突き指したろ。保健室行ってテーピング巻いてこい。」

茂庭さんにはお見通しらしい。

「すみません、保健室行ってきます。すぐ戻るので、それまでよろしくお願いしますね、負けないで下さいよ」

向こうのチームには青根も鎌先さんもいるし、俺が抜けたら不利に違いない。でも練習試合だからって負ける気は無い。まあ茂庭さんもいるし大丈夫だろう。
俺は急いで保健室へと向かった。

舞(凛ちゃん戻ってくるの遅いな、得点ボードから目離せないし、鍵かけとくように念を押したから大丈夫であってほしいけど、二口と保健室で鉢合わせたら、あいつ何するか分かんないし心配すぎる、)

保健室に着き、戸を開けると真っ赤な顔で背中を向けてしゃがみ込む凛ちゃんが居た。

まだ保健室にいたんだ。てか、何しとんの。体調悪いとか、?

「なあ、何してんの凛ちゃん? 体育館戻んないの?」

凛「えっと、ジャージ忘れてちょっと戻れる状態じゃなくて、借りようにも皆さん練習試合中だし、邪魔しちゃ悪いなって思ってたところです。」

ジャージ無くても戻れるだろとか思いながら、汗が冷えないようにと着てきたジャージを脱ぎそれを凛ちゃんの肩にかけようと近づくと、体操服から透けてる凛ちゃんの水色のブラが見えた。いくら透けてるからって、男と2人きりのこの状況で背向けるとか警戒心ねーなと思って、ちょっとイタズラしてやろうとか思ったけど、あとから茂庭さんに練習メニュー追加させられるのも癪だしやめた。








/ 120ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp