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【ハイキュー】ツンデレな彼を落としたい

第14章 それぞれの願い


インハイ予選前日

トーナメントの紙を舞さんと見ていた。去年からぐんぐん力をつけてきた烏野がシールドになったようだ。私たちは初日に常波と試合をする。その後、勝ち進めば白鳥沢と当たる。

監督が部員に話しかける

監督「優勝したことが無い学校だとしても、今年がどうかは分からない。去年の烏野のように半年で劇的な成長を遂げた高校だってある。目の前の試合を丁寧にな。戦う相手がいくら強くても練習期間は同じだ。その間俺らも十分練習してきた。明日はその成果を発揮するだけだ」

みんなの指揮が高まったのがわかる。監督に続いて、堅治くんも話し出した

二「俺は今まで生意気な後輩で、好きなように動き回ってた。でも、それが出来てたのは先輩達が土台を作ってくれてたからだって最近分かった。先輩との約束も俺らの思いも、マネージャーの願いも俺らが果たす。みんなで全国行くぞ!!」

皆「おぉー!!!!俺らの鉄壁見せてやろーぜ」

「去年の俺らはもう居ないからな」

「まずは初戦突破するぞ」

気合いは充分みたい。

監督がマネージャーからも何か言ってやってくれって言うから、舞さんの方を見た。

舞「私は試合に出ないけど、サポートならできるから。安心して試合に挑んで来て!応援してるよ!頑張って」

舞さんがいうと、説得力がある。安心感が凄いもん

舞「ほら、凛ちゃんも!」

小声で舞さんが話しかけてきた

「えぇっと…」

なんて言おうか少し考えて、話し出す

「私はもうバレーに関わる機会なんて無いだろうなって思ってました。でも、ここに来るとバレーの楽しさを思い返す日々で、凄く懐かしくて嬉しかったです。迎え入れてくれた皆さんを誰よりも応援してます。明日は頑張って下さい」

皆「マネージャーからの応援が1番染みるわ」

二「おい!俺のも良かっただろーが」

皆「それを言っちゃうところが良くないんだよなー」

青(コクコク)

二「青根は俺の味方しろよ!」

楽しそうに話すみんなを見て、少し安心した。誰も変に緊張していない事に。

積み上げてきた練習が皆の自信に繋がってるんだ


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