• テキストサイズ

Goggles

第13章 能力者。


土の能力者と水の能力者か。厄介な奴が残ってしまった。

「…increase water。」

と水の能力者が言ったと同時に水が増えていく。
水面から頑張って顔を出し、

「晃司!吸収できるか!?」

と問うと晃司も水面から顔を出して、

「やってみます!」

と答えた。少し負担がかかるかもしれないが、これしか方法がない。

晃司が水を吸収しようとしてる間に水の中に潜って水の能力者の側まで行く。
手にはさっき、草の能力者の草をもぎ取ってきたのがある。

水が退いた瞬間、首を………。

少しずつ水が無くなって行く。
やがて、水は1滴残らず無くなった。

と同時に水の能力者の元へ!

「あっ………!」

声を出していたがもう遅い。勢いに乗って首を絞めた。

罪悪感が湧いてきたが、仲間のためだと思い込ませた。

そして水の能力者も死んだ。

あと1人!まあ、班長を入れたら2人だが。この戦いがあったのにも関わらず無事だ。手下のお陰だろう。

それを分かっているのか分かっていないのか分からないが、相変わらずニコニコしている。
/ 57ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp