第13章 能力者。
「くそ……。」
すぐに倒せないのがイライラする。
そしてあいつ1人を殺すために大勢の人が死んだのには罪悪感が湧く。
終わらさてやるよ。
と思っていたのだが……、
ドサッと班長が倒れる。血がいっぱい出ている。
その後ろには………
土の能力者……!
「へ………な、なんで…。」
と言ったのだが土の能力者は無言で消えてった。
それから、皆ずっと唖然だった。
何がなんだかさっぱり分かんない。
これで、よかったのだろうか。
まあ班長が死んだのは良かったのだが…
土の能力者は何故急に………。
不思議に思うことはたくさんあったが、このことは忘れたいから胸にしまいこんだ。