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【ハイキュー】Blue Spring (仮

第4章 練習試合





『あ、影山君!』

「?おす」

『あたし、今日からマネージャーの鈴永瀬!宜しくね。永瀬でいいよ!』

なんだかんだ挨拶できてなかったから今のうちに済ませる。

「影山、飛雄。セッターだ。」

『うん、あのさ!飛雄って呼んでもいい?先輩は別としてできるだけ短い方の名前の方が呼びやすくて』

できるだけみんなと仲良くしたいし、人懐っこいつもりの笑顔でそう伝える。

「!あ、ああ。別にいい・・・。俺、菅原さん追いかけるからさき行く!!!」

思い出したようにそう言うと飛雄はすごいスピードで走り去って行った。
一瞬照れたような・・・?
バレー部はピュアピュアが多いのかな?
あ、アレか。部活一本!って感じでいたから女子との接点少ないとかかな。
名前を呼ばれたことに照れたんだなーなんて思ってると後ろから元気な声。

「永瀬ー!!!影山見なかった??」

『あ、お疲れ日向!飛雄ならさっき菅原先輩追いかけて先に行ったよ』

「!影山名前で呼んでんの??俺の方が先に友達になったのに!!!」

いや、何それカワイイ。
日向は日向の方が呼びやすいんだけどなー。

『ふっ、じゃあ日向も翔陽って呼ぶよ』

「うんうん!それで!!!おーい!影山ーーー!!!」

可愛さのあまり笑ってしまったが、これでいいみたい。
嬉しそうな顔をした後、飛雄を追いかけて走っていく翔陽は嵐のようだった。
蛍達まだかなぁ。

「月島達ならそろそろ来ると思うぞ!」

『龍先輩!ありがとうございます!』

龍先輩と澤村先輩が現れ、残るは蛍達。





「お待たせ永瀬!!」

『お疲れ、忠、蛍!翔陽と飛雄先に行っちゃったよ!行こ!』

「いや別に一緒に帰るわけじゃないし・・・って、翔陽?飛雄?」

『あ。うん。なんか飛雄は影山より文字数少ないから呼びやすいし、そしたら翔陽が俺も名前で!って言うから』

「ほんと友達作るの早いよね、永瀬って」

「ふーん」

関心してる風の忠と何やらまたもや不服そうな蛍。
最近気難しいなぁ。

『何?ヤキモチ?大丈夫だよぉ〜!大事な幼馴染は君たちだけヨ』

「何それ、馬鹿じゃないの?」

子供をあやすように言うとちょっと機嫌が治りつつも怒る蛍。
そんないつものやり取りをしながら帰り道を歩く。



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