第5章 居なくならない*
鏡に映る自分がひどく浅ましくいやらしい
とろりと流れ出たそれがももを濡らしレイの脚に触れる
細い腰を抱かれ簡単に一つにまとめられた腕をぐいっと挙げられれば胸も隠すことができずあらわになる
赤くそまった頬に濡れた唇が吐息を吐くたびにそっと誘い込むように息を呑む
期待した様にツンと勃ち上がるそこは呼吸をすると同時にプルプルと震え主張する
触れるか触れないかの距離をさわさわと空いた手が身体の線を這う
「...レイ...」
と何かを訴えうる様に視線を交える
「...?どうしたんだ、物欲しげな声をして」そう言いながら触れないレイ
「お願い...」
そう言っても「?」と惚けるレイ
我慢が出来ず「お願い...さわってぇ...」
そう言いながら指に触れられる様に胸を突き出すと同時に腰元の暑い物に触れる様にお尻を突き出す
体格差的に決して触れることは無いものの結果として腿に触れたそこはグチュリと音を立てて「あんっ」と声を上げる
やっと得た快感に自らを擦り付ける