第5章 居なくならない*
「...これは..シャワーではないな」
そういいとろけて流れたそれをすくう
「だめっ」
そういい抵抗するも虚しく抑えられる
舌で辿るようにツゥっと上がってくる感覚にビクビクとしてしまう
期待して求めてひくつくそこには触れずにじっと見つめられる
どこかで期待していた快感がこなかったため「?」みたいな反応をすると
「ダメなのだろう?」
そういい意地悪な笑みを見せる
顔に熱が集まり真っ赤になる
思わず
「レイのバカ!」
と悪態をつくとスッと体が離れる
熱くなった身体が放置されじっと舐め回すように見つめられる
「み、見ちゃいや!」
そういい身体隠そうと腕を使うと許さないと言うように再び腕を掴まれる
「あっ」と口にする間も捉えられ鏡を見せられる
鏡越しに合わさる視線に恥ずかしくなる
「私に欲情しているのではないのか?」
そうストレートに耳元で聞かれズクンとあそこが疼く
もじもじとする足を割開くようにレイの脚は割り込む
お互い裸で腰元に暑い何かを感じる