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シリウスに導かれ【ハリーポッター❈救済】

第1章 ホグワーツ魔法魔術学校【賢者の石】


そして、私たちはそれぞれのベッドに潜り込む。
本当はモリーおばさん達や、名付け親に手紙を書きたかったけれどもそれは明日でもいいかもしれない。

「おやすみなさい、ハーマイオニー」
「おやすみなさい、アリアネ」

隣のベッドに眠るハーマイオニーに挨拶をしてから、ベッドに潜り込む。
そしてベッドに潜り込んで直ぐに、あっという間に私は眠りについた。

そしてある夢を見た。


『ヘレン、この子は本当に君と似ているな。将来は君によく似た綺麗な子になるだろうな』
『そうだろう、そうだろう、シリウス。俺の娘はきっとヘレンに似るさ!悪い虫が付かないようにしなければなあ』
『気が早いと思うよ、ウィリアス』
『何を言ってるんだ、リーマス。早くも遅くもない!』

声が聞こえてくる、酷く懐かしい名付け親の声までも聞こえてきた。
そして、母と父の名前が聞こえてどれが母の声でどれが父の声なのだろうとふわふわした感覚に襲われながら探る。

『僕たちの子と、仲良くなってほしいなあ』
『そうね。この子と、お腹の子と仲良くしてほしいわ』
『きっと仲良くなるわ、ジェームズ、リリー』

ジェームズとリリーという人は誰なのだろう。
でも、心地よい感覚の夢をずっと見てみたいと私は思ってしまった。

そして翌朝、私は目を覚ました時にはあの夢を忘れてしまっていた。
でも覚えているのは優しくて穏やかな夢だったということ。

「あら、おはようアリアネ。ずいぶん嬉しそうな顔をしているのね。いい夢でも見れたのかしら?」
「おはよう、ハーマイオニー。凄く心地よい夢を見た気がするの」

あの夢はどんな夢だったのだろう。
思い出せたらいいのにと願いながら、私はホグワーツで朝を迎えたのであった。
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