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帰宅部のアレが襲ってくる世界でエンドラ討伐?!

第24章 あんなのは無理?


「あんなの無理だろ……!」
 息を吐くように出たMENの言葉。見れば画面上の「アレ」がやってくる時間はストップしていて、オーバーワールドで三分に怯えることはなくなったが、新たな問題がMENの目の前に立ちはだかった。
「アイツらどうやって倒すんだ?」
 疑問を再び言葉にしながら、チェストから弓矢やツールを取り出した。コメント欄も色々な考察が飛び交うが、MENの答えはこれだけだった。
「まぁなんとかなるだろ」
 もし、なんとかならなかったらリタイアだ。だが、クリアまではあともう少しだろう。なんとかなる。なんとかならないなら、朝までコースだ。
 ここから数時間かかるのは嫌だと言いながら、一式を持ったMENは再びエンドポータルへ飛び込む。その瞬間忘れていたことを急に思い出し、MENは「あ”」と声が出た。
「ふぅんっ……!」
 このゲームを長くプレイしているMENならすぐ分かるこの鳴き声。MENの目の前に立ちはだかるのはオークの木材で出来た建造物……にいる主、ウィッチであった。
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