第7章 鶴の恩返し〜地元に貢献した8年間
遠征先で初の告知をさせてもらった。
「続きましては巫女の命の告知じゃ!よろしく頼む!」
次元様の掛け声により私は舞台の前の方に立って告知を行った。
「皆々様に朗報にござりまする。淀川町の老舗和菓子店の本楼さんが65周年を迎えましたにござりまする。つきましては記念の65周年の文字を記した天ぷらまんじゅうを限定100個、販売致すとの知らせにござりました。中はつぶあんでもっちり仕上げて外はカリッとしているようにございまする。皆々様もぜひ本楼さんならお越しくださりませ。」
告知もしっかりできて皆んなで舞を踊った。一つ一つの所作を美しく行うことを心がけている。
舞を踊った後は仲間のみんなで歌を歌ってこの日の遠征先での演舞は終わった。
帰りに仲間のみんなでラーメンを食べに行くことになった。衣装はもちろん着替えましたよ。
「うわぁ、久々のラーメン。いただきまーす。」
みんなで食べるラーメンは格別に美味しかったな。
しかも太っ腹!!良川次元様のおごりにござりました。
ありがたき幸せにて帰宅。
今回は新しい演舞を披露したけれどお客様も喜んでくださり、歓喜に湧いてとても充実しておった。
家に帰り、早速SNSの更新。フォロワーも増えてきて嬉しい限りでござりまする。一段落してからスーパーに寄って買い物に出かけました。
3日分くらい買い込んだのでしばらくは良さそうですな。それでは!!