第13章 何でこんなワンコと･･･

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それからぼちぼち色々なお店を回って



黄瀬「夜遅くなるとっちに悪いからこのへんにしといた方がいいッスね！」

「そんな気を遣わなくても・・・。」

黄瀬「女の子が夜に歩いてたら危ないッスからね！」


・・・女扱いされててよかった。

私はあんまり女っぽくないから男みたいに思われてるかと・・・。

ちょっと安心したのは秘密で。


「そっか、今日はありがとね。楽しかった。」ニコッ



私は精一杯の笑顔を見せた。

きっと満面の笑みではないけど

これが私の精一杯。


黄瀬「・・・っ！っち笑ってた方が絶対可愛いッスよ！」

「・・・そっか。」


そう言ってくれるのは嬉しい。

けど


私は笑う事が少ない。

いや、


笑えないっていうのが正しいかな・・・。