第27章 夏だ!海だ!合宿だ!!
緑間side
「ところで・・・何で私を呼んだの?」
緑間「それは・・・高尾のことだ。」
ついに出してしまったその話題。
胸の鼓動が速くなる。
「お兄ちゃんのこと?それがどうしたの?」
緑間「その・・・お前は高尾のことどう思っている?」
は何のためらいもなく
「んーお兄ちゃんはいっつもうるさくて、よく抱きついてきてたまに鬱陶しいダメ兄って感じかな!」←
緑間「そうか・・・。」
少なくとも恋愛感情はなさそうなのだよ。
・・・何故俺はこんなにもホッとしているのだよ!
緑間「じゃあ、俺のことはどう思っている?」
こんな質問本当にしていいのだろうか?
そう思ったが俺は好奇心で聞いてみた。
「ふぇ!?うーん、緑間はバスケが上手で美形で、普段はちょっとムスッとしてるけど意外に優しい!って感じかな!」
緑間「高尾とは随分違うのだな。」
「あはは、確かにそうかもね。」
はイタズラっぽく笑った。
あまりにも無邪気な笑顔に俺は見惚れてしまった。