第16章 悔しいという気持ち
pppppppp
「あれ、緑間の携帯なってる?」
緑間「そうみたいだな。」
そして電話に出ると
話の内容は分からないが女の子と喋ってるのが分かった。
緑間がコロコロ表情を変えるので面白かった。
「緑間その顔・・・。」汗
緑間「うるさいのだよ!・・・いや、何でもない、こっちの話なのだよ。」
すると緑間はいきなり真剣な顔になる。
緑間「・・・決勝リーグは気をつけるのだよ。」
決勝リーグ?
ってことは黒子君たちのこと?
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ようやく電話が切れたみたいで
緑間「・・・すまない。」
「大丈夫だよ。」
緑間「・・・実は言いたいことがあって・・・。」
高尾「!真ちゃん!」
緑間「・・・!」←声にならない苛立ち
「あ、お兄ちゃん。どうしたの?」
高尾「どうしたのじゃねーっつーの!先輩達先に帰っちまったぜ?」
「・・・マジかいな。」
高尾「マジマジ!大真面目!」
グゥ〜
「・・・今の音何?」
高尾「あー聞こえてた?いやー腹減ってっからさ。」
緑間「俺は鳴っていないのだよ。」
「いやいや、誤魔化しても無駄だし。・・・じゃあ何か食べて帰ろうよ。あ、確か会場来るときにお好み焼き屋さん見た気が・・・。」
高尾「よし、そこ行こうぜ!」
緑間「俺は別に構わないのだよ。」
「じゃあ行こっか。」
高尾「おー!」←