第4章 標的4
「肩・肘・腕の3連コンボでメガトンパンチ弾
脊髄直撃で耐熱ヒフ弾だ」
「オレも行きます!!」
『いっけー!!』
「うおおおっ」
ドドン、ガッと獄寺のダイナマイトとツナの拳が
地面を攻撃するとその衝撃で地面が揺れ
必然的に学校も揺れた
「じっ地震!?」
「一体何がおきてるんだ!?」
生徒たちは何が起きてるのか分からず
ただグラウンドを見ていた
「獄寺と笹川、沢田だな!!
グラウンドで何をしているかーっ
即刻退学決定……っ!?」
グラウンドにいると分かっている根津は
怒鳴りながら3人の元に駆け寄るが
最後の言葉は獄寺の手に持っている
紙によって遮られた
「15年前のカプセルは出てこなかったが
かわりに40年前のカプセルがでてきたぜ
なんでエリートコースのおまえのテストが平凡な
うちの中学のタイムカプセルに入ってるんだ??
しかもこの点数、んだコリャ!?」
「そ…それは…」
獄寺が持っていた紙…
それは根津の中学時代にやったテスト用紙だった
彼の言うこの点数というのはツナのテストの
点数より酷い2点やら6点のものばかりである
『…根津先生
私、気付いてたんですよ…??』
「さ…笹川…??」
静かに詠羽が根津に近付き
そして耳元に唇を寄せ囁いた
『…根津先生と他の先生が
私を厭らしい目で見ていた事』((ボソ
「なっ…ぜそれを…」
『私、昔から
分かっちゃうんです、そう言うの』((ニコ
───根津銅八郎(55)
学歴詐称及びわいせつ罪で解任(実は5流大卒)
他1名、同じわいせつ罪で解任
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