五条悟に求愛されているのですが助けてください!❀R18❀
第3章 第三話 ❀ 困惑
最近、とてつもない真実を知ったは頭を抱えていた。
あの呪術界最強の五条悟が、に気があると言う事だ。
何で私?
と、五条悟ならば、五条家当主で、呪術界の御三家でもあり、お嫁さん何か引く手数多だろうに、何でよりにもよって自分なのだとは困惑していた。
資料室で体を重ねた日、五条は伊地知に嫉妬したのだと告げられてから、五条のに対する執着は日に日に増して行くようにも思えた。
そして、本日出張からそろそろ帰って来る時間を見計らって、は嫌な気配を感じ取り席を立った。
「伊地知さん!お先に失礼します!」
「···え、えぇ」
ガシャン、と急に椅子から立ち上がったに、呆気に取られながらも伊地知は返事をした。
急いで帰らなければ、捕まる!
資料とパソコンを畳みバッグに突っ込み部屋を出ようとした所で、後ろから腕を回されて背後からガッチリとホールドされてしまった。
「ひっ···!!?」
「ざーんねんでしたぁ〜!!甘いねー、。僕が素直にドアから入って来るとでも思った?思ったでしょ〜!相変わらず詰めが甘いよね」
至極楽しそうな声に、は五条の腕の中で必死にもがくけれど、キュッとさらに抱きしめられてしまった。